「ハナハナ」シリーズでおなじみのパチスロメーカー、パイオニア。
ハナハナに限らず、
物悲しいボーナスサウンドや遅れ演出が最高だった「ワンダーフライ」や、
これまたサウンドが異常にカッコよかったストック機「魔法のハイビスカス」、
殺人的告知を搭載した男気全開の完全告知機「兜」など、
私好みの名機を輩出していた偉大なメーカー。
5号機時代になって以降も素晴らしいマシンを出し続けてくれており、
ほかのメーカーの新台には「どうせクソ台だろ」とほとんど期待しない私でも
パイオニアの新台をみつけたら「とりあえず打ってみよう」と思っちゃう。
でも、わが地域はなぜかハナハナなどパイオニアマシンの設置が少なく、
あたらしい台が出てもなかなか打てないのです。
そんななか、あるホールがちょっと前に出たパイオニア台をバラエティコーナーにようやくに導入してくれたので、
打ってきました・・という話。
いまさらながら・・・「マシマシ」を初打ち!
いよいよ8月にはパイオニア初の6号機「ハイハイシオサイ」が登場しますね。
これを導入しないアホなホールあんの・・・という感じで、
いまから期待しちゃってます(そういう過度な期待をすると負ける。でも、パイオニアマシンなら負けてもしょうがないと思えちゃう)。
「ハイハイシオサイ」は打ったら記事にしようと思いますが、
今回はちょっと前に出た5号機「マシマシ」の実戦。
「マシマシ」は2018年8月に登場。
わが地域には導入されず打てていませんでした。
ハイビスカスがチカればボーナス確定といういつものゲーム性ですが、
BIGでもREGでもボーナス後には必ず30GのRT「マシマシボーナス」に突入する
ボーナス+RTマシンとなっています。
RT「マシマシボーナス」は50%の確率で連チャン性もあり。
まれに次回ボーナスまで継続する「超マシマシボーナス」も搭載。
ボーナス→マシマシボーナス→ボーナス・・・というループで大量出玉を目指す台ですね。
スペックとPVをみたときには
「RT?そんなもんパイオニアマシンには必要ないのでは?・・・」
という印象で、とりあえず一度は打ってみたいけれど近くに設置店もないし打てる機会もなさそうとあきらめていた台。
で、今回の実戦台は、140G回され、REGを2回引いていた台。
この程度の回転数ではなんとも判断しがたいけれどとりあえず打ってみることに。
あいかわらず詳しい解析情報は明らかになってないようで、
たとえば超マシマシボーナスへの突入率には設定差はないのかとか、
その辺がわかりませんがやはり注目するべきはボーナス出現率。
ハナハナやオアシスと同じく、ボーナス確率にはそこそこ大きな設定差があり(合算確率1/159~1/118。設定6だけ別格ですね)ますので、
ボーナスがものすごく引けてれば粘る・・・しかない。
ほかに、RT中のハズレ確率やBIG中のチェリー(バー揃いすれば設定2以上、中段チェリー出現で設定4以上確定・・らしい)、REG中に花笠図柄を揃えたとき(左リールは花笠・7・花笠をビタ押し)に光るシーサーの目の色・・・
などにも設定差があるようです。
まあ、とりあえず打ってみたいだけだし、通常の日に1台だけのマシマシに高設定を期待できるようなホールではないので、
あまり細かいことは気にせず、ハマったらやめよう・・と打ち始めます。
速攻でBIGを引きマシマシボーナス連!出玉の瞬発力はなかなか侮れないが・・
すると53G目に
左のハナが通常点滅、右のハナは花びら以外の部分が点滅・・・
というビッ確のプレミアム点滅が。
ハナの点滅スピードが遅いんですね。チッカチッカチッカという感じ。
個人的にそこはハナハナと同じスピードにしてほしかったけれど、
ハナの造形はカッコいい。上パネルも重厚な感じでいいですね。
BIGが終了すると、1G目のレバーオンでハナがチッカチッカ。マシマシボーナス(RT)に当選です。
ハナがチカったのにボーナスじゃないのかよ・・という違和感も少し感じますが、
RTも「ボーナス」という扱いなのでしょうがない。
ともかく、1G連の気分がいつも味わえていいのかな。
30Gでマシマシボーナスは終了。
初回マシマシボーナス後は、通常リプレイ(チャンスゾーンが終了します)を引く前にRT突入リプレイを引ければ
ハナが点滅、ふたたび「マシマシボーナス」となります。
今回は運よくマシマシボーナスが3連チャン。
ちなみにマシマシボーナス中のボーナス告知は
リール間に配置された超ちっちゃいハナで行われます。
そのほかに、4つの「マシマシ」ランプが配置されており、
ランプが多く点灯すればするほどチャンス。点灯数で対応役が決まっており、矛盾すればボーナス。もちろん対応役が揃ってもボーナス重複の可能性があります。
で、3回目のマシマシボーナス終了間際、
「マシマシ」ランプが通常と違う順番(通常は①左上、②右上、③左下、④右下の順で点灯、このときは②・③・①・④の順で点灯しました)で点灯。
「マシマシ」4つ点灯は小役orボーナスで激アツらしい。
通常時と同じ小役狙いで押してみると・・・
うおお。やった。左・右がこの停止型はパイオニアの伝統にならってベルハズレ目ですかね。
次ゲームのレバーオンで超ちっちゃいハナが点滅して告知。
ちいさい。ちいさいなあ。
「RT中はハナが点滅してるよね・・じゃあRT中のボーナス告知はどうしようか?」
ってなったときにこれを思いついちゃう人はちょっと普通じゃない、
ていうか天才なのかも。
ほかにも、レバーオンで①だけ点灯→第三停止で②③④がいっせいに点灯・・でボーナスとか、
「マシマシ」ランプ演出ナシでいきなりちっちゃいハナが点滅・・といったパターンを体験。
ハナ系の台にステップアップ演出なんていらねえだろ・・という向きもあるでしょうし
正直言うと私もそう思っていますが、これはこれで面白い。
で、けっこう連チャンして出玉が一瞬1000枚近くまで増えたのですが、
BIG間ハマリを喰らって全部ノマれてしまいました。
悪くない挙動でしたが高設定であるという確信もないのでヤメ。
さすがパイオニア。安定の面白さ!
今回はチョイ負けとなりましたが、
うまくBIGを連発で引ければなかなかの瞬発力がありそうですね。
RT「マシマシボーナス」は、ボーナス後は100%突入でしかも連チャン力はたいしたことないし、
次回ボーナスまで継続の「超マシマシボーナス」はめったに引けないようなので、
RTのヒキでは出玉はそれほど荒れないのかな。
BIGのヒキ次第では大負けや大勝ちもあるけど、RTは引けなくてもそれほど悔しくない。わりと安心して打てる台ではないでしょうか。
ユニバーサルの「デュエルドラゴンプラス」も似た感じのシステムでしたが、
そっちの場合はRTに強力な連チャン性をもたせたばっかりに
「RTが引けないと話にならない」というクソ台になっちゃってましたから、
その点を考えるとRTつきのボーナスタイプマシンは
「マシマシ」くらいのバランスがちょうどいい・・とも言えると思いますね。
というわけで、
「こいつは凄いマシンだ!」というほどではないけれど
さすがはパイオニア、なかなかいいじゃないか・・といった感想をもちました。
まあ、「ハナが点滅すればボーナス」というゲーム性自体が普遍的な面白さをもっていますから、
当たり前といえば当たり前ですけどね。
その意味で、6号機「ハイハイシオサイ」も(ある程度は必ず)面白いに決まっているので、
打ったら記事にするつもり。期待して待ちましょう!
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