前の記事 勝つために必須!貯玉再プレイを活用しよう
の続きです。
等価交換を禁止するなどの措置をとる地域がでてきて、
換金ギャップ(コイン・玉を借りるときの1枚(個)あたりの価値と、
出玉として交換するときの1枚(個)あたりの価値が異なる)
のあるホールが多くなってきた現状では、現金投資をなるべく少なくして、
持ち玉での遊戯を増やすことが重要であり、そのためには
ホールの会員カードをつくるなどして
「貯玉再プレイ」を活用することが重要である・・ということを書きました。
これはものすごく重要なことで、やれ設定推測だの期待値だの言うよりも
簡単に勝ちへ近づける手段ですので、もうひとつ記事にしたいと思います。
貯玉再プレイ会員カードをつくらない人の思考
以前の記事 「勝つ」「負ける」を定義しておきます①
にて登場してもらった若い兄さん(エルくんと呼ぶことにします)に、
ことあるごとに「会員カードつくったほうがいいんじゃない?」
と言っているのですが、なぜかつくろうとしません。
理由は「めんどうくさいから」。
月に1回とかしかパチスロしない、とかいうのならわかりますが、
彼は週に5回くらいはパチスロを打っています。
収支も記録していて、なるべく低設定台を回避する立ち回りも
徹底しています。それなのに貯玉再プレイを使おうとしない。
まあ、めんどうくさいという理由はわからなくもないです。
私も買い物系のポイントカードなどは、つくれば得なのは理解していても、
財布が厚くなるのが嫌で、あまりつくりたくないですから。
結局、こういう人の場合の、貯玉再プレイを使わない理由は、
①めんどうくさい
②長い目で考えることができない
③資金的に余裕がない
④個人情報をホールに教えたくない
⑤カードの状況によって出玉を遠隔操作されると思い込んでいる
こんなところではないでしょうか。
①めんどうくさい についてはもう論外。
めんどうくさいから適当な台に座って適当に打ち散らかす、
というのとなにも変わりません。
②長い目で考えることができない
1日単位でしかものを考えられないと、カードをつくって貯玉しておいて、
次回に活用したほうが得・・ということに、なかなか思いが至らないです。
とりあえず、今日、財布の中身を増やしたい、ということにとらわれる。
③資金的に余裕がない
お金に余裕がなくて、換金しないとやっていけないので、
貯玉できないというパターンはあると思います。
貯玉再プレイに上限を設けているホールがほとんどなので、
ミリオンゴッド系や沖ドキ!など、投資が膨大になる台の場合は
どうしても再プレイだけでは投資が収まらず、
多額の現金投資が必要になりがちです。
そうすると、せっかく貯玉しても、現金投資するための現金を、
貯玉を換金して得る・・ということになり、
なかなか貯玉できない。これはよくありそうなことです。
しかし、そもそも、貯玉をできないほど資金に余裕がないのであれば、
パチスロで稼いでいくのは厳しいです。
とりあえず、ある程度の貯玉が貯まるまでは、
負けたものと思って換金を我慢することです。
④個人情報をホールに教えたくない
パチ屋に行っているのを家族に知られたくないから、
ダイレクトメールとかを送られると困る。
だから会員登録などはしない、という人は
けっこういると思います。
「ダイレクトメールいらない」という設定にしても、
重要な情報(たとえば、完全閉店とか、交換率の変更とか)
については、いらないといわれようが送ってくる場合もあります。
これはそもそも家族に内緒というところが問題です。
個人情報うんぬんは、パチ屋に行っている時点で防犯カメラに
撮られまくりなんだし、気にすることないんじゃないかなと思うんですが・・。
⑤カードによって、出玉を遠隔操作されるんじゃないか
貯玉をいっぱい持っていると、当たらないように遠隔操作
されるんじゃないかとか、そういった根拠のない懸念を
もつ人と話したことがあります。
遠隔についてはまた別の機会に書きたいと思いますけれど、
基本的に、仮にもし万が一遠隔操作がされているとしても、
「出ないようにする」遠隔操作はまずないと私は考えています。
心配があるとすれば、あまりにホールにとって目障り、不利益な
客と判断された場合、カードの情報によって、その客が
どんな台をいつどれだけ打ったかがわかりますので、
それを使って締め出しをはかる店長はいるかもしれません。
たとえば、私のようにいつもミリオンゴッド系の宵越し天井を
狙っている人間を締め出そうとするなら、宵越しゲーム数が
多い時だけリセットをかけるとか。
ただ、ホールの規模がそれなりに大きければ、
一人や二人の客のカード情報など、かまっている暇は
おそらくないでしょうから、気にすることないと思います。
立ち回りの幅が広がる
私の持っている貯玉再プレイできるカードの場合、多くのホールのカードで
「当日の貯玉は再プレイ無制限」という設定になっています。
たとえば、その日に20スロで1000枚出して貯玉、
そのままパチンコ行って10000個出して貯玉、
また20スロに戻ってさっき貯玉した1000枚で再プレイ
といった感じで、つまりカードに出玉を入れて、持って歩けるということです。
カードを持っていない場合、パチンコ↔パチスロの移動をしたら、
そのたびに現金で投資しなければならなくなります。
カードを持っていれば、「パチンコ打ってたけど、
パチスロのいい台が空いたから行ってくるか。
ダメだったらまたパチンコへ戻ろう。」とかいう場合も、
現金投資になるリスクを考えなくて済みます。
他のホールへ移動して、また戻ってくる、というときも
同様な理由で威力を発揮します。
複数店舗で、出玉を流さずに持っていられる、というのと同じことですから、
現金投資を少なくする上での効果は絶大です。
とにかく、行っているホールが非等価交換で、
貯玉再プレイのできる会員カードを
発行している場合は、絶対にカードをつくり、
できる限り貯玉で遊戯することをおすすめします。
これほど簡単に勝利に近づける方法はほかにありません。
関連記事→貯玉はどれくらい持っているべきか