本ページのリンクには広告が含まれています パチンコ 勝つための考え方

投資金額には上限を設けないほうがよい。でも・・・

これまでに何度か、「使う金額を決めて打てば大負けしない」は本当か の記事などで、

「いい台をつかんだなら徹底的に粘り、いい台でないならなるべく早くヤメるべき。

いい台なら投資金額に上限を設けていては勝てるものも勝てないので、投資金額は無制限が理想」

と書いたことがあります。

しかしこの言い方はちょっと舌足らずな感じだったな、と思う部分もありますので、少し補足をしておきます。

いい台をつかんだらひたすら粘る、のが理想だが・・

先日、1000円あたり24回くらい回る「CR銀河鉄道999」

(平和、大当たり確率1/319.6)を打ったんです。

ボーダーは等価で21回くらいと思われるので、

275玉交換のわがホールではもう少し回ってくれないと困るのですが、

最初の2万円くらいまでは26回くらいのペースで回っていたし、

あさイチから打ち始めて時間もあったので、粘ることにしました。

 

そうしたら・・・初当たりを引いたのが、まさかの2181回転目。

 

投資は貯玉2000個と現金82000円、つまり22500個(現金投資なら90000円分)です。

あさイチから打ったのに当たった時にはもう夕方。

ミリオンゴッド凱旋とハーデスのシマをチェックしながら打っていたんですけど、

いっこうにハマり台が出現しないので結局ここまで粘ってしまいました。

 

粘ってしまった、と失敗のように書きましたが、

2181回ハマっても投資はこの程度で済み、

そのあと2回初当たりを引いて最終的に約3000個をもってかえりましたから

収支はマイナス78,000円ほど。

大当たり確率1/319の台で2181回ハマる確率は0.1%ほどなので、

毎日打ってれば年に1回くらいは遭遇するかもという程度の出来事。

年に1回くらいのレアなハマリを喰らっても収支的にはこれくらいのケガで済んだわけで、

決して失敗だったわけではなく、

逆に「回る台さえ打っていれば、これくらいハマったところでたいしたことはない」

と再認識できるいい機会だった・・と考えるべきでしょう。

 

とまあ、私のようなヒマ人であれば、「回る台でハマったけど限界まで粘りました」

で済む話であって、トータルで勝つためにはハマリは避けられないのでしょうがない・・・

ということなんですが、

私と違って家庭もある、仕事もある、パチンコで使える金額も限られている、

という人が同じことをやるのは、問題がある場合もあります。

立場や状況が違えば、とるべき行動も当然違う

「投資金額は無制限が基本、上限を設けていては勝てない」

のは間違いのないことです。

しかし、ギャンブルに限らず、あらゆるセオリーは自分の置かれた立場や状況を鑑みて

活用しなければなりません。

 

月にお小遣いが3万円のサラリーマンパチンカーの方が、

今回の私と同じような台をつかんだとして、

お小遣いを使い切ってしまった。でも、回る台だから粘らなきゃなあ・・・

と考えて、ATMに下ろしに行ったり、同僚から借りたり、

最悪の場合はサラ金のCDに走ったり・・

とかして軍資金を用意し、当たるまでに90000円を費やした・・・とすれば、

それは正しい行動なのか。

 

パチンコ・パチスロで勝つための行動としては間違っていないかもしれません。

しかし、いわゆるプロならともかく、

月に3万円しか使えない(はずの)人が、

「回るから」「高設定だから」といってここまで粘るのは、

どう考えてもやりすぎですよね。

 

前に、競馬で単勝に1200万円かけて2億円にした人の話を書きました

射幸性を抑えることが依存症対策になるか

が、この人も別に大富豪ではなく普通の勤め人だったらしいです。

この話は勝ったから「すげえ・・・」という話になってますけど、

六本木ヒルズに住んでいるような人ならともかく、

ふつうの人であるならどう考えても無謀、バカそのものだと思うんですよね。

仮に、その単勝馬券に90%くらいの期待度があったとしても、です。

 

ふつうの人であれば、パチンコ・パチスロはしょせんは遊びにすぎないものなのですから、

回るからといって3か月分のお小遣いをつぎ込んだりしてはいけません。

サラ金はもってのほかです。

 

私だっていまは2000回ハマってもヘッチャラみたいに言っていますが、

軍資金が底をつきそうになれば戦略を考え直すと思います。

 

つまり、「いい台がみつかったら粘る」のが基本、というのを理解しつつ、

自分の置かれた立場、状況にあわせてパチンコ・パチスロとの付き合い方を

考えなくてはならない、ということです。

「絶対に甘釘台しか打たない」のであれば、投資上限を設けるのもアリ

「いい台をつかんだら投資は無制限で粘る」という基本について

もう少し丁寧に書かなければいけなかったと反省しています。

この基本は、あくまでも

 

・パチンコパチスロで勝たなくてはならない理由がある

・パチンコパチスロは遊びではなく投資、カネを稼ぐ手段である

・軍資金が潤沢にある。借金はない

・時間もたっぷりある

・負けたとしても自分以外誰も困る人はいないし、自分が飢え死にするだけで誰にも迷惑はかけない

 

という人だけが適用するべき基本です。

そうでない人は、やはり自分の状況にあわせて投資額を考えなくてはなりません。

 

そしてもうひとつ、この基本がなぜ重要かというと、

せっかくいい台をつかんでも投資に制限があってはそのポテンシャルを引き出せずに終わる。

そして、次の日とかにどうでもいいような台を打って負けてしまうから、です。

いい台では徹底的に粘ってなるべく多く勝っておく。

どうでもいいような台はスパッとやめて負けを少なく抑える。

それを繰り返すうちにトータルでは勝つ・・のがセオリーです。

 

だから、

「絶対に甘釘台しか打たない」のであれば、

いい台をつかんだ時でも3万円でやめてもいいのです。

その日に3万円でやめても、

また3万円が用意できたときに

同じくらいいい台を打つのであれば別に問題ありません。

その日に9万円突っ込んでも、

別の日に3万、3万と突っ込んでも、

同じような甘い台を打つのなら同じことですよね。

 

いい台で粘らなければならないのは、そういう台にいつもめぐり合えるわけではないから、

もったいないから粘っておかなければならない、ということであって、

絶対にいつも甘釘台だけを打つのであれば、極端な話貯玉再プレイだけでやめてもよいのです。

やめても、また同じようないいい台を打つのだから。

 

ただ、この戦略は、当然ながら結果が出るのに時間がかかります。

パチプロのようにパチンコパチスロで勝たなければ困る人は

それではやっていけないので徹底的に粘らなければいけませんが、

そうでない人はそこまで無理しなくてもよい。

パチンコなら「絶対に甘釘台しか打たない」とか、

パチスロなら「絶対に1万円以内に天井まで行く台しか打たない」とかであれば、

自分の無理のない範囲で打っていても、時間がかかるかもしれませんがいつかは結果が出るはずです。

 

要はムリをしないことです。

5円スロットは時間の無駄、でも・・・ なんていう記事も書きましたが、

自分の状況が20円スロットを許さないならもちろん5円スロットで稼ごうとするのもアリです。

自分にふさわしいパチンコ・パチスロとの付き合い方をみつけて、

楽しく打っていただきたいと思います。

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