認知症の母を初めて医者に診せたころの話

      2017/08/30

母の認知症がどのように進んでいったかを振り返る話の続きです。

認知症の兆候が現れたころの話

認知症は医者に診せるまでが大変

いろんな人の説得のおかげで、やっと医者にみてもらうことを

決心した母。本人は本当に怖かったことでしょう。

家族もみんな戦々恐々でした。

自宅から30キロほどのところに、認知症の専門医がいる

大学病院があり、そこに行ってきました。

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長谷川式で23点

お医者さんは若い男性で、精神科医らしくやわらかな笑顔で母に話しかけます。

雑談から始まって、病歴などの問診をされたと思います。

別個に内科的な検査もいろいろやり、MRIなどもやりました。

このときに初めてやったのが長谷川式(長谷川式簡易知能評価スケール)。

地元の脳神経外科医院ではこれやりませんでしたよ、と言ったら、

「専門医じゃないからしょうがないかもしれないが、認知症の診断を

するには非常に重要な検査。ちょっとありえない」みたいなことを言われました。

お医者さんが、患者に対していろんな質問をして、どれだけ答えられるか、

どの質問が答えれれないか、などによって、認知症の進行度合いなどを

計るというものです。

超簡単に書くと(認知症ねっと様より引用)

①「お歳はおいくつですか?」(プラスマイナス2歳はOK)

②「今日は何年の何月何日ですか? 何曜日ですか?」

③私たちが今いるところはどこですか?(正答がないときは5秒後にヒントを与える)

④これから言う3つの言葉を言ってみてください。(桜とか猫とか電車とかの言葉)

あとで訊きますから覚えておいてください。

⑤100から7を順番に引いてください。(93、86・・・と言えればOK)

⑥これから言う数字を逆から言ってください。(6.8.2なら、2.8.6と言う)

⑦先ほど覚えてもらった言葉(④の3つの言葉)をもう一度言ってみてください。

これから5つの品物を見せます。それを隠しますので何があったか言って下さい。

(時計、くし、はさみ、タバコ、ペンなど必ず相互に無関係なものを使う)

⑨知っている野菜の名前をできるだけ多く言ってください。

→10個以上なら満点(5点)

以上ですが、詳しい採点方法はリンク先を参照していただくとして、

30点満点です。20点以下だと認知症の可能性が高まる、とのことですが、

健康でも中年以上だと満点が取れないこともありそう。?私のようなニートだと、、

日にちとか曜日とか聞かれても「え~っと・・・」となってしまいそう。

今、長谷川式をやったらおそらく3点

手元にある記録を見ると、

H21年10月・・・23点

H22年2月・・・22点

H22年8月・・・20点

H23年5月・・・21点

H23年11月・・・15点

H24年2月・・・19点

H24年6月・・・19点

これ以降はやっていませんが、いまやったらおそらく3点くらいでしょう。

こうしてみると、進行はすごく緩やかだったんだな、とわかります。

父が体調を崩してから急に進行したのですが、それはまたの機会に書きます。

上記のように最初は23点で、それほど悪い点数ではなかったのですが、

脳の画像診断がでると、やはり「軽度のアルツハイマー型認知症」

という診断が下されました。

脳に軽度の萎縮があるということでした。

予想していたとはいえ、お医者さんに「アルツハイマー型認知症」

という診断をくだされたことには、父も私もショックを受けました。

一番ショックだったのは母本人だっただろうと今では思いますが、

そのときはあんまり本人の気持ちを考えてあげられなかった。

「先生は軽度って言ってたんだからさ、これ以上進まないようにがんばろうよ」

みたいな話をしたと思いますが、もっとましな慰めをいえなかったものか・・・。

ここから、母の認知症の進行を阻止しようと、

私と父の努力(いま考えるとかなり間違っていたり無駄だったりした)が

始まるのですが、続きはまた書きます。

母の物忘れと戦っていたころの話。戦ってはいけなかったのだ。

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それではまた。

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