前の記事→旅打ちでレア台を探訪!「マタドールⅡ-30」&「夜勤病棟壱」などなど・・編!
の続きです。
まだ時間があったので2.5円スロットコーナーをのぞいてみると、
なかなかそそられる台がいくつかあって目移り。
普段ならめったに打つことのない低貸しスロット。
2.5円というレートはわが地域では見たことがなく、はじめてです。
まあ、今回は収支は度外視の旅打ち、とにかく楽しめればいいので・・・
で、結局選んだのは、大好きだったけれど今となっては我が家周辺には1台も設置がない
「アイドルマスターライブインスロット」。
やりこみ要素の練られ方と液晶演出のクオリティが半端じゃなかった
「アイドルマスターライブインスロット」は
2012年6月にサミーから登場したボーナス+ART機。→公式サイト
アイドルをプロデュースするゲーム「アイドルマスター」とのタイアップですね。
P-WORLDによると設置店は現在4店のみ。
くわしいスペックは適当な解析サイトなどを参照していただくとして、
ボーナスとセットストック式のARTで出玉を増やす台です。
ボーナスは小役重複(メインの契機役はチャンスリプレイ)が中心で、
ボーナスの種類によってはリーチ目が全然出なかったりと、
液晶での連続演出をとにかく見せたい、というつくりだったので、
出目演出的な深みはいまひとつ・・・だったのですが、
液晶演出と「マイスロ」を使用したやり込み要素の作り込まれ方はもう半端じゃなかった。
前年に出ていた「怪盗天使ツインエンジェル3」と同じようなシステムでしたが、
やり込み要素の奥深さはツインエンジェル3をはるかに上回っていましたね。
私はいい年こいてゲームなんぞに興味はなかったし
アイドルにも興味ないし「萌え」をウリにした台も好きじゃないのです。
しかし、「ツインエンジェル3」とこの「アイマス」だけは
あまり勝ちにこだわらずに打ちまくっていました。
やりこむことによって衣装が増えたりする、なんてのは
打つ前は「だから何だよ」と思いましたけどね、
それがふつうに面白かった。
ARTの連チャンが伸びると最初はステージ上にひとりだったキャラが
2人、3人と増える(それもカスタマイズでキャラを選択できる)んですが、
歌っているキャラが変わると歌声もそれに合わせてちゃんと変わるところとか、
「ここまでやるか・・・」と感心させられたもので、
いまのパチスロでよく感じる「手抜き」感はまったくなかった。
サミーの「マイスロ」でのやりこみ機能のクオリティは、
この台のときが最大のピークだったんじゃないでしょうか。
その後の台はまったくやる気が起こらなかった。パスワード入れるのがめんどうくさい。
というわけで大好きだった「アイマス」。
打つのは4年ぶりくらい。
とりあえずARTが引けるまでは打とう・・と、
1000円札をサンドに投入し、ジャラジャラ出てきた400枚のコインを下皿に移し、プレイ開始です。
ボーナスが連チャン!押し順当て正解しまくり!このヒキをなぜ20スロで発揮できないのか・・・
久しぶりにマイスロにログインし、パスワードと衣装パスワードを入力してから打ち始めます。
するといきなりチャンスリプから赤REG。
通常時のREGはベルの押し順に正解するたびにART抽選。
8回中5回正解すればART確定。2回正解でART当選したら設定6の可能性が激高になります。
で、この最初のREGでは4回正解。残念ながらART当選せず。惜しい。
続けると、52GでまたREG。
ここでナビにも助けられて5回正解し、ART「LIVE MODE」突入!
さらにLIVE準備中にREGとハイパービッグ!
↑ART準備中およびART中の液晶演出のデキはとにかく素晴らしい。素直にレバーオンやストップボタン押下に力が入ります。
あれれ・・・低貸しで打つとポンポン引けるのはなんなの?
このLIVEが5連。
その後引いたREGで4回正解し、またLIVE突入。LIVE中にBARが揃って上乗せして2連で終了。
なんかやけにボーナス引けるなあ。ひととおり楽しんだらヤメようと思っていたものの、
こうなると欲が出てきます。
2.5スロですから収支的な欲ではなく、もっとアツくドラマティックな展開を体験したい、という欲。
するとこのあとにまさかのヒキを発揮します。なぜ低貸しのとき「だけ」引けるのかがほんとうに不思議。
久しぶりに聞いたセブフラ
通常時にベルの連続成立や小役成立時に状態(テンション)移行抽選を行っており、
低確、高確、超高確という3つの状態を行き来します。
高確中にボーナス当選でART当選のチャンスとなり、
超高確中のボーナスならばART確定なうえ、上乗せ性能激高の上位ART「マスターライブ」に必ず当選。
で、そのめったに入らない超高確率に入ったのです。
この台はARTへの入口がボーナスだけなので、
超高確に入ろうがその間にボーナスが引けなきゃあしょうがないわけで、
どうせ引けずに終わるんだろ・・・とまったく期待せずに打っていると、
通常リプレイで連続演出へ発展!
・・・これは激アツ。ていうか通常リプからの発展はたぶん確定。
・・・やっぱり当たってこれがREG。
超高確率中のREGは5回以上の押し順完全ナビ発生が約束されます。
今回は5回の完全ナビ、のこり3回は2択ナビが発生し、
3回の2択にも全正解しちゃった。
久しぶりに聞くサミーのプレミア音、いわゆるセブフラが鳴り響き、
まずはマスターLIVEに突入、ここで3セットを上乗せ。
ズシュシュシュシュシュ~ン・・という上乗せ音が気持ちイイ。
これでどこまで伸びてくれるか。
できうればいまだ一度も引いたことがない「マスターRUSH」(ART開始時に赤7が揃うと突入する最強上乗せゾーン)
を引かせてくれないものか。
で、マスターRUSHは当然ながら引けなかったものの、
ボーナスもいい感じで引けてくれて
最終的に3370枚のコインを獲得。
ほんと低貸しを打つとよく引けるもんですね。
ハイクオリティな液晶演出を堪能できました!
ボーナス中もART中も適度に揃うBAR揃い煽りは狙って楽しい。揃って気持ちイイ。
面白さという点では文句ナシの名機。ひとつだけ文句があるとすれば・・・
ともかく、出目演出が多少退屈であってもそれを補って余りあるほどの
クオリティの液晶演出があるんであればOK、というお手本のような台。
継続率とかでなくストックでのART連チャンシステムは、ムカついたりすることが少なくてイイし、
ボーナスを経ないとARTに突入しない仕様も、ボーナスをよりアツく楽しめてイイ。
ほかの台だとムカつくだけの押し順当ても、見せ方次第で楽しく打てるようになる、という好例。
というわけで素晴らしい名機。
しいて文句をつけるとすれば、
マスターRUSHとかART中のREG(エクストラLIVE)中の中段チェリーなどの
デカいART連チャンが獲得できるプレミアムがあるばっかりに、
「遊びやすいスペック」という謳い文句がウソになっちゃってるところかな。
「マスターRUSH引いてみたい」と言いつつこんなこと言うのは矛盾ですかね。
いちど、万枚突破してまだ延々とART連してる人を目撃したことがありますが、
そんなものすごい出玉性能は必要なかった。
この「アイドルマスターライブインスロット」にて
この日の実戦は終了。
翌日には横浜市内に入り、スロットゲームセンターにて4号機の名機を打ちたおしてきました。
次の記事でその模様を書いていきます。