私の巡回する5店舗を含むわが市内のぱちんこホール、そのすべてがついに4月25日~5月6日までの営業休止を発表しました。
私はすでに稼働を自粛していましたが、経済的にヤバくなったから稼働を再開する・・・ということはこれで完全にできなくなりました。
これが5月6日でほんとうに終わるのか、というのがものすごく不安。
パチ屋の従業員さんたちも不安でしょうね。近所のあるホールにはこの春に入った新入社員の女性がいて、(貯玉を換金しに行ったのでそのついでに)「休業中はあなたの仕事はどうなるの?全部休みになるの?研修とかやるの?」って訊いたら
「それもどうなるかまったく聞いてないんです」という返事が。明日から休業なのに。
まあ、行政が迷走してるんだから当然経営者も右往左往してるんでしょう。すると従業員の方はさらに振り回される・・ということなんでしょうね。
クソみたいな職業差別にウンザリ
一部地域では、新型コロナウィルス感染拡大防止のための営業の自粛要請を無視して営業を続けているぱちんこ店への批判が強まっていますね。
もちろんこの状況ではすべてのパチ屋は休業するべきだし、他店が休業しているのをいいことにそれを横目に見ながらヌケヌケと営業するのはどうなのか・・というのはたしか。
しかし、営業できなければすぐ倒産・・というぱちんこホールもたくさんあるだろうに、そういった関係者の「やむを得ず営業してるんです」という悲鳴は、報道ではまったく取り上げられることはない。ひたすら「ぱちんこ屋ふぜいがこの時世に営業してるとはケシカラン!」という論調ばかり。居酒屋やライヴハウスなどだと、経営者がその窮状を訴えるシーンがいっぱい流され、同情を呼びそうな雰囲気になるのに。
いま見てたテレビでも、営業を休止した飲食店の店主の方が「家賃が払えない。行政は支援を」と訴え、政府が対応を検討している・・という絵が映っていましたが、パチ屋だって同じなんだから、たまにはパチ屋の経営者が苦悩している姿を映したらどうなのか。
大阪府知事は休業しないぱちんこホールの名前を公表していましたが、ほかの遊興施設や飲食店なんかはすべてが要請に応じて休業してるんでしょうか。そっちにも休業しないところがあるならそれも公表しなきゃあおかしいでしょ。なぜことさらにパチ屋だけ公表なのか。
この職業差別はなんなんですかね。マスコミなんかはスポンサーにぱちんこ企業がいたら態度を変えるんでしょうね。政治家も支援者にぱちんこ関係者がいるんならこんなことしないんでしょう。パチ屋を叩いても自分の票を減らすことにはなりませんしね。逆に「パチ屋もたいへんだから・・」などと擁護しようものなら批判されちゃうから、そりゃあ叩くでしょうね。みせしめに使うには格好のターゲット。
だいたい、競馬なんかは無観客でやってるけど、馬を走らせてレースをやって馬券の販売や払い戻しをして・・・なんてことしてたらたくさんの人が仕事に出なきゃならないわけでしょ。そっちにはなんで「開催を自粛しろ」と言わないのか。無観客だから問題ないなんてことないでしょ。「生活インフラに関係ない会社は休め!」って言ってるくせに。
それから、ミュージシャンが経営難のライヴハウスを支援するプロジェクトをやってたりとかしてるようですが、ぱちんこ業界のおかげで大儲けできたミュージシャンや漫画家などだってたくさんいるはずなのに、そういう人たちが「ぱちんこ店を救え。」とか言い出すことはないんですかね。
「ジャグラーの日」も「ゴッドの日」もすべて幻となるか
しかし、いかにホールが苦しい経営を強いられていようとも、我々パチンカーはこのゴールデンウィークにもし仮に営業しているホールがあったとしても打ちに行くのは控えるべきでしょう。
自分自身が感染しないこと、他人にウィルスをバラまかないことはもちろんですが、いま打ちに行くことはあらゆる意味でメリットはまったくないでしょう。
いま打ちに行ったって高設定や甘釘にありつけるわけないんだから!それに、もし集団感染がパチ屋で起こったらぱちんこ業界はもう再起不能になり、コロナ後も我々はぱちんこが打てなくなるか、打てたとしてもパチ屋は決定的なダメージを受け儲からないから、勝てなくなる。
そう考えれば、残念ながら今年は「5月5日はジャグラーの日」だの、「5月10日はゴッドの日」だのと言ってる場合じゃないわけですね。
ほんとうなら今頃は6号機ジャグラーを打ちたおしていたはずなのなあ・・と思うと残念でなりません。
ホールも、ゴールデンウィークはもちろん5月10日にもできるだけブッコ抜きたい・・という皮算用をしていたでしょう。このダメージはデカいでしょうね。
以前の記事→6号機ジャグラーはパチスロ界を救うのか で、「ジャグラーに歌なんかいらねえよ」とか文句も書きましたが、じつはけっこう楽しみにしてました。打てるのはいつの日になることか。
と言ってみたところで仕方がない。どうしても打ちたければアプリとかで打つしかないんでしょう。どっちにしろいま打ったって絶対に勝てないんだから、パチ屋が休んでくれたらそれはそれでムダに負けることが減ってよかった、と考えればいいんじゃないでしょうか。
しかし・・・業界の方の多くもそうだと思うんですけど、私も「パチスロ界を救えるのはやっぱりジャグラーしかない」と思っていたんですよね。
そのジャグラーもいつ導入されるのかみえない、それどころかコロナで営業できない、営業しても客が来ない・・・ときてる。いよいよぱちんこは終わるのか・・と暗澹たる気持ちになります。
さっき貯玉を換金しに行ったときに「休業はしょうがないけど、そのまま店が永遠に開かずに終わり・・・なんてことにならないように頑張ってよ!」なんて話をしてきたのですが、仮にコロナがおさまったとしてもいままでのようにぱちんこを打つことができるようになるのだろうか・・・と。
この稼働が不可能な期間に、今後の身の振り方についてもよく考えておこうと思ってます。
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